日本の建築史

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江戸時代

江戸時代の代表的な建築様式に数寄屋造を挙げることができる。
京都府の桂離宮新書院に代表される数寄屋造は書院造を基礎として柱は面皮柱を使用し欄間や釘隠しなどで室内を軽妙な意匠としており、数寄屋(茶室)風を取り入れた住宅の様式。
書院造の気品を失わずに堅苦しさを脱却して日常の居室となるようにしている。
また京都府の清水寺本堂や知恩院本堂など大衆に受け入れられた宗派の大寺院がこれまでの仏教建築の配置にとらわれることなく造営された。

 

この時代の寺院建築は構造部分となる柱や梁などは太くて量感があるが細部の意匠は地味で落ち着きがあるなどの特徴があり、建築技術の進歩とともに材料の供給が整備されたことで高質な建築物が建てられるようになった。
また栃木県の日光東照宮(初代家康を祀る)や輪王寺大猷院霊廟(3代家光を祀る)に代表される死者の霊を祀る所ための霊廟も多く造られた。

 

この2つは現存する霊廟で国宝と重要文化財、世界遺産にも登録されている。
更に江戸幕府では儒教を保護し、朱子学が奨励されるなど文教を重んじたことで各藩で盛んに書院での学問が行われるようになった。
しかし生徒数が増大するようになると講堂や儒教の祖である孔子を祀る聖堂を持つ学校の建築が盛んに行われた。

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